ご心配<避難> [2011.3.11]
昨日3月22日(火曜日)
前記事で心配していた実家(茨城県常陸大宮市)に実際に様子を見に行きました。
その前に妹を連れて役所に行って、どんな感じかを伺って、、、
市営住宅は残り1軒。
電気、水道はすぐに使える。
いまは開いているけど、他にも避難する方が居たら、開けてはおけない。
市営住宅がいっぱい、もしくは遠くに離れたくない時は、
自分で空き家の持ち主に交渉して空き家などを借りてください。
何度かお話したけれどお父さんのことは家族で説得していただくしかありません。
と言う内容でした。
で、、、実際に地震後初めて実家へ、、、
写真は見づらいですが、、下の道路と、地すべり防止(下の段)と道と上の段、、、
この上に家があります、
この道が、結構バリバリ、、、
これもその道、、、↑ の続き、、、
で、うわ段の地滑り防止の所が、、、こんな感じに、、、
地すべりのセンサーみたいなものをつけてあって、、、
それを調べに来た方からも話を聞きました。
5月ぐらいまで調査をして結果を報告してその後下の段のようにする工事を上の段にすると思います。
とのことでした。
下の段は岩盤まで杭のようなものが入っているのですが上の段は入っていないのでそれを入れる工事をする事になると思います、、、と、
何千万円もするそうですが、、、
人が住んでいるから、、、と言うこともありますが、反対側の地区に抜けられる唯一の道路になっているので、下の道路を守る為、、、だそうですが、住んでいればなおさら、、、のようです。
実家より上の段に住んでいた90歳を越えているおばあちゃんは今度の地震が怖かったようで、娘さんの家に引き取られていきました。
そのずっと奥には、、、2軒ぐらい1人で住んでいるお年寄りのお家があります。
いざとなったら、避難する子どもたちの家はあるようなのですが、、、
実家の祖母は近くに住んでいるおばさんが一時避難させてくれました。
母は足が悪いので、、、いざと言うとき逃げられるか?それを心配していました。
避難するにも~1番下の道路は結構、、、こんな感じになってます、、、
地震のときの話を聞きましたが、母はこたつにしがみついて、祖母は大黒柱にしがみついたらしいですが、、、大黒柱がぐらぐら揺れて祖母は振り回される感じだったようです。
市役所の方などの話を元に、、、
父に話をしましたが、、、
「家族みんなが一緒に居られる安全な場所を確保しておいて、家はゆっくり治して行けば良いから、、、」
「家を守るのも大事だけれど家族が一緒に居られる方がもっと良いから、、、」
「いろいろあるけれど、市営住宅は1つしかないから早目が良いよ」
「無理をして、お父さんが怪我をしたり病気になったりしたら何にもならないから」
と、、、あんまり否定的にならないように話をして帰ってきました。
帰りの車で、「父はうなずいていなかったから、、、まだ時間がかかるかもしれないね」、、、と
そんな話を妹としていました、、、
でも、、、今朝23日朝、震度5を越える地震が何度かあったようで、、、
母は11日の地震からとても怖がっていたので、今朝の余震にはさすがにこたえたようで、、、
父もその母の姿に 「役所に電話しろ!」 と言ったようです。
雨も続いたし、父も疲れていたし、、、納得と言うより少しあきらめたのかな、、、
市営住宅に避難したと母から電話がありました。
父は少し落ち着いたら帰ると言っているらしいですが、、、笑
ひとまず避難してくれたので、、、少し休んで、ゆっくり考えてくれると良いな、と思います。
後で妹に聞いたのですが、、、多分田んぼや畑を始める時期に帰りたいと思っているようです、、、
心配してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
危険だ、と思っている場所からは離れましたが、父が屋根や地割れを自分で何とかしようと思っているのは変らないので、、、安心は~出来ませんが、安全な場所で寝るだけでもほっとしています。
これで、、、少し自分のやるべき事をやって、(子どもたちの入学準備や、進級準備など、、、)
もっと被害の大きかった地域の方のために自分が出来ることなど考えたりしたいと思っています。
小さな事しか出来ませんが、、、サイドバーに義援金、募金のバナーを貼ったり、節電、節水?
と、普通に、普通の暮らしをして行く、、、ことぐらいかな?