２００９年４月２０日に、、、

 

私の祖父（子供たちにとってはひいおじいちゃん）が亡くなりました。

去年の年末、脳梗塞になってからずっと入院していました。

何度か危なくなったり、持ち直したりしながら、、、

私たちも何度かお見舞いに行きました、、、

最初の頃は話しかけると分かっている感じでしたが、、、この前行った時には私の事も分からなくなっている感じだったので、、、良くはならないんだな、、、と思っていたのですが、、、

 

家の子供たちにとっては３度目のお葬式です。

私の母方の祖母、主人の母方の祖母、そして今回私の父方の祖父。

私の実家に行くと居る祖父なので子供たちは何度も会ったことがある、ひいおじいちゃんです。

 

 

 

主人が初めて実家に行った時にも、、、祖父がいろいろはなしかけてくれて主人は気持ちが楽だったらしいです。

話している言葉はなまりがあってあんまり分からなかったりしたようですが、、、

 

 

お兄ちゃんは初めてのひ孫、実家の方では　「ひこ」　と呼ぶので、、、

「楓は俺の初めてのひこなんだから～けがさせないように気をつけろよ～」と良く言っていました。

「あっちの家（主人の○○家）の跡取りなんだからー病気とか怪我とかさせるとダメだからな～」とも、、、子供たちに病気や怪我をさせると嫁として私が駄目だと思われるから気をつけなさいと言う事だと思います、、、そんな事を言われつつも病気や怪我もさせちゃってましたけど、、、

 

 

畑で作っているこんにゃくや、いろいろな野菜、柚子や柿、竹の子、自分で採って来てくれたりしました。

祖母や母もそうですが、、、祖父も何か採りに行くとき、「手伝おうか？」と言うと、、、

「手が汚れる（泥やあくで）からいい」とか「怪我するといけないから」とあんまり手伝わせてくれませんでした、、、

別にお嬢様でもなんでもなく、子供の頃はいろいろ採ったり草むしりも手伝わされましたが、、、今の仕事になってから、手が汚れたり、怪我をしたら、と言うことを気にしてくれていました、、、

別に仕事で鋏で切ったり、レザーがぶつかって手を切ったり、よくあることだし毛染めで手が汚れるのもいつもの事なのですが、、、仕事が出来ないと、嫁としてこっちの家に迷惑をかける、、、と思う気持ちが大きいのだと思います。

 

１９歳で結婚して、同時期に戦争にも行って、、、そのあとは農家だけでは生活できないので出稼ぎみたいな事もして、、、お酒が大好きで～いつも飲んでいました、、、そのおかげで失敗もして祖母に叱られる事も多かったけれど、、、

私が結婚して～子供も生まれるよ、、、って言う時にはタバコはキッパリと辞めて、、、初ひ孫の為だけではないのでしょうが、、、今思うと同じ時期だったと思います。

 

 

こう言う風に思っていてくれた人が居た事を子供たちには覚えていて欲しいな、、、私も忘れたくないな、、、と思います。

家のお店のお休みにあわせてくれた様な葬儀の日程で、、、「あっちの家に迷惑かけたら駄目だ」と言ってくれている気がします、、、ありがとう、、、 

 

明日、祖父（ひいおじいちゃん）とお別れしてきます。